There is more to life than increasing its speed.
- Mahatma Gandhi (ガンジー) -
速度を上げるばかりが、人生ではない。
とかく、今はスピード重視、効率性重視の時代です。スピードが速いというのは便利ですが、その反面、味気ないのも、また事実です。
新幹線は便利ですが、各駅停車でノンビリ旅行というのも、また楽しいものです。人間、理屈だけで生きられるモノではありません。普段、マジメに生きている人、精力的に活動している人ほど、たまにはスピードを落とすことを考えてみてください。
また違う景色が見えてくるはずです。
チビは散歩の途中で、休憩するのが大好きです。ただ座っているだけではなく、何かを感じているみたいです。せっかちな飼い主としては座っているのは散歩ではない!と、つい歩こうとしがちですが、チビに付き合って立ち止まると、なかなか悪くない気分になります。
ボーッと何も考えず、感じる時間というのは贅沢ですね。犬に生き方の指南を受けているお馬鹿な飼い主です^^
英語ワンポイントアドバイス
There is more to life than increasing its speed.
このフレーズには、日常会話のなかで使用頻度が高い構文が含まれています。それは『more A A than B』という形です。比較級という言い方をしますが、『BよりA』という優劣を意味する表現です。
『He reads a book more than 6 hours a day. 』だと『 彼は1日に6時間以上、本を読んでいる。』という意味になります。
今回の格言は、これをもじった形で、『There is (something)to life』で『人生には何かある』。 そこで『more than increasing speed』なので、『速度を上げる以上に』ということで、『スピードを上げること以上のものが人生にはある』という意味になります。
(『There is』の後ろに●●という存在を示す言葉が隠れています。)
説明すると、ちょっとややこしいですね^^
よく分からないという人は、とりあえずこのまま覚えてしまってください。