Change before you have to.
- Jack Welch (ジャック・ウェルチ) -
変革せよ。変革を迫られる前に。
ジャック・ウェルチは、1981年から2001年にゼネラル・エレクトリック社のCEO(最高経営責任者)を務め、その業績から『伝説の経営者』と言われたアメリカを代表する実業家です。
フォーチュン誌において20世紀最高の経営者の1人としても選ばれています。最高年収は9400万ドル(約90億円)という・・・
大規模なリストラを行った人物としても知られており、そんな彼の信条を表している一言です。。
要は変化を迫られる前に、自分から変わりなさい、必要な行動を取りなさいということですね。このままではダメだと分かっていながらも、ズルズル引きずってしまい、いよいよ追い込まれたから腰を上げるという人って少なくないと思います。
締め切りギリギリになってから、嫌な仕事に取り組むなんてことも、ありますね。そうではなくて、必要なことは前倒しでやってしまおうということです。たしかに、そのほうが物事はスムーズに進みます。トラブルも早い段階で対処すれば、なんてこと無かったりしますし。
それが分かっていても出来なかったりするのですが・・・ 当たり前のことを当たり前のように出来るのが偉大な人物です。
コイツらはいつまでたっても、変わる気がないようです。いつまでもヤンチャです(;^_^
英語ワンポイントアドバイス
Change before you have to.
昨日、お伝えした命令形が、このフレーズにも使われています。
『変わる』の『change』が先頭に来ているので、『変わりなさい』です。
『before you have to』の後ろには『change』が省略されています。『Change before you have to change.』です。
通常、『have to』の後に何も言葉がこないということはあり得ませんが、その時には、直前に使われている動詞が省略されていると考えれば、まず間違いなしです。